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オイルスポンジ

 

Q1)

他社製品と比べて油の吸着性能はどのように違いますか?
また何からできているのですか?

A1)

工場での油のうっかりこぼし対策では従来ウエス、おがくず、油吸着紙、粘土系吸着剤などが使われていますが、そのどれもが油を吸着した後でも床に油がべっとり残り、スリップなどの二次事故としても危険であり、さらに靴の裏やタイヤについて汚染を広げます。それに対して、オイルスポンジは油を完全に吸着し床に油が残らず、二次事故の発生を防止します。オイルスポンジは吸着した油を「カプセル」の中に閉じこめて分解しますので、あとから水や雨が掛かっても油が滲出してきません。

オイルスポンジは再生綿の粉砕片とクルミの粉砕片に油を消化・分解する天然の微生物が入っています。微生物は全く天然の物で遺伝子操作等は一切していません。

クレイ系油吸着剤とオイルスポンジとの比較は次の通りです。

クレイ系油吸着剤
オイルスポンジ
ケイ肺の原因となり得るケイ素粉を含む
ケイ素粉を含まない
発がん性の原因の可能性あり
すべてが天然で発がん性の危険は無い
吸着された油が再滲出する
カプセル内に閉じこめられて滲出しない(油が飽和状態でなければ)
液体の吸収が遅い
吸収は瞬時
摩耗性
非摩耗性
重いので取扱いが困難
軽いので取扱いが容易
焼却出来ない
焼却可能。灰の量が微量
床に油が残り危険
吸着後は床に油が残らない
生分解しない
生分解する
油を分解しない
炭化水素を分解する

Q2)

油を吸着した後どうなるのですか?
また、油を吸着したオイルスポンジはどのように処理したらよいのですか?

A2)

オイルスポンジは油を吸着すると油を「カプセル」の中に閉じ込めて外に出しません。従って、あとから水(雨)がかかっても油がしみ出ないので環境を汚染しません。
通常油を吸着したオイルスポンジは、落ち葉など植物系のゴミと同じ方法で処理できます。即ち、埋立場に投棄すれば油は炭酸ガスと水になり、植物系の粉などはそのまま分解して土になってしまいます。但し、吸着限界を超えたオイルスポンジは、粉の外側に油が付着している訳ですから、そのままの投棄はよくありません。その場合は、オイルスポンジを追加して下さい。埋立投棄の他、もちろん焼却も可能です。焼却の場合、残渣が極めて少ないのも特長です。
油吸着後の処理に関しては、詳しいことは地域の管轄役所にお聞き下さい。因みに、東京都清掃局では「油を吸着して粉末の外側に油が出てきていなければ公共の埋立場に投棄してよい。但し、塩素系の液体を吸着したオイルスポンジは公共の埋立場には投棄できません。中の液体が滲出しなければ塩素系の液体であっても、自社内の土地であれば問題ありません。」という見解です。


Q3)

こぼした油の量に対して、オイルスポンジの量が多すぎたようです。
もう使えませんか?

A3)

オイルスポンジは飽和状態になるまで何回でも使えます。こげ茶色が飽和状態の目安です。ベージュ色の場合は次の時のために袋や容器に入れて保管しておいて下さい。


Q4)

オイルスポンジを使わないでおくと、製品としてどのくらいの寿命があるの
ですか?

A4)

オイルスポンジの微生物は炭素系の物に遭遇するまで眠っています。
炭素系の物にあうと、目を覚まし起きだし反応します。
袋や容器にいれて乾燥した高温にならない場所に保管しておけば、綿やクルミが腐らない限り半永久的に効果的です。
濡らすとバクテリアが目をさましてしまう可能性がありますので、保管は乾燥した場所が適切です。


Q5)

微生物が目に見えないので何となく不安ですが、本当に安全ですか?

A5)

微生物は自然界に多く存在し、人体内にも多くの微生物が存在します。
オイルスポンジに含まれている微生物は病原を引き起こすような物ではありません。万一目に入った場合でも微生物は問題ありませんが、綿の粉は水で目を洗います。また、食物ではありませんので、万一食べてしまった場合は大量の水を飲んで医師に相談して下さい。製品安全データがありますのでご要望があれは提出します。


Q6)

微生物が生きている証拠はどのようにして分かるのですか?

A6)

本当に生きている証拠を示すには生物研究所や微生物研究機関で数えることが可能です。


Q7)

吸着された油は、どのくらいの時間で分解するのですか?
オイルスポンジそのものが自然界で分解するには、どのくらい時間がかかるの
ですか?

A7)

油の量や種類、温度、含有水分によりますが、大まかにいって、2週間から3ヶ月かかって吸着した油を分解します。オイルスポンジがそのままの状態で野原に放置された場合は約1ヶ月間で生分解します。


Q8)

工場全体で従来の油吸着剤からオイルスポンジに変えた事例はありますか?

A8)

欧米では多くの企業がオイルスポンジは「吸着性に優れて油が滲出しない」「環境に優しい」「経済的」という理由でクレイからオイルスポンジに変えています。
例えは、イギリスを代表する自動車メーカーのローバー社(ローバー、ランドローバー、MGなどのメーカー)の全工場で1998年にすべてオイルスポンジに変え、大きな経費削減になっています。
また、ジェネラルモーターズ社、クライスラー社、モトローラ社、ブリティッシュ・エアロスペース社(航空機製造)、ハーツトラックレンタル社、エメリーワールドワイド社(国際宅配便)、アメリカ・ウェスト・エアラインズ社、ジョンソン&ジョンソン社、アメリカ郵政省、アメリカ空軍、アメリカ・カナダの自治体、その他数多くのユーザーがおります。


Q9)

石油系以外の油も吸着・分解しますか?

A9)

植物油や動物系油も吸着・分解します。基本的には炭化水素でできた液体なら吸着・分解します。また、油と水が乳化したもの、水溶性塗料、炭酸飲料、人や動物の吐出物も吸着するだけでなく生分解します。


Q10)

オイルスポンジはクリーム状のグリスや冷温バターのような固い油も吸着
しますか?

A10)

オイルスポンジとクリーム状の油を混ぜれば吸着します。
従って、混ざらないような固さの油には適当では有りません。


Q11)

「オイルスポンジは油をカプセルの中に取り込むので、一度吸着したら油は
外部に滲出しない」と聞いていますが、どのような原理ですか?

A11)

原料に綿の粉とクルミの殻の粉砕片が入っていますが、その細胞膜の浸透圧により一度吸着された油はでられなくなります。


Q12)

オイルスポンジは燃えますか?

A12)

オイルスポンジが自ら発火する事はありません。
例えばマッチで火を点ければ燃えます。従って油を吸着したオイルスポンジの処理に燃料としても使えます。
オイルスポンジは粘土などを含んでいませんので、焼却灰の残留もごくわずかです。


Q13)

オイルスポンジ」は水に浮いた油を吸着・分解しますか?

A13)

基本的には床面または路面にこぼれた油を吸着するのですが、油の浮いた水面に「オイルスポンジ」をまくと最初は表面張力で浮き、油を急速に吸収し、その後下に沈みます。沈んだ「オイルスポンジ」は生分解をします。


Q14)

オイルスポンジ」はどこでいつ頃から発売し、
年間どのくらい販売しているのですか?

A14)

アメリカで1994年に発売され、現在年間約5,000t(37万袋)販売しています。
日本では1999年7月発売です。


Q15)

油を吸着したオイルスポンジ」を土の穴に埋めてもよいですか?

A15)

土の穴に埋めての油は生分解します。但し、生分解の速度は油の種類や量、環境により異なります。


Q16)

吸着限界に達していない「オイルスポンジ」を元の袋に返却した場合、
未使用の「オイルスポンジ」を損傷させることはありませんか?

A16)

大丈夫です。「オイルスポンジ」がカプセル状の分子構造を持っているので一度吸着した油は外に染み出さないからです。カプセル構造になっていない吸着剤(クレー系、トウモロコシ系、その他)の場合は、油が染み出す可能性が大きいので、吸着限界に達していなくても未使用の「オイルスポンジ」を一緒にしないで下さい。油が染み出さなければ、未使用の「オイルスポンジ」を目覚めさせることはありません。


Q17)

吸着限界に達していない「オイルスポンジ」だけを保管しておく場所は微生物
は休眠状態に戻るのですか?

A17)

油が「オイルスポンジ」の中にある限り微生物は生きている可能性があります。そのまま保管していくと油(食物)がなくなり、やがては死滅します。但し、こうなっても「オイルスポンジ」の吸着力には影響がありません。バクテリアが目覚めてから十分な油(食物)がない場合、通常バクテリアの寿命は45〜60日です。


Q18)

基本的に炭化水素を生分解するには、どのような環境がベストなのですか?

A18)

次の4つの要素が揃うと生分解が早まります。
1.炭化水素を分解・消化する適切な数のバクテリアの存在。
2.バクテリアが活性するための栄養剤の存在。
3.適当な酸素の供給。
4.温度(22〜43℃)と水分(30%前後)。
1と2は「オイルスポンジ」に充分含まれています。


Q19)

「オイルスポンジ」に吸着された油を最短時間で生分解させたい場合は、
どのようにしたらよいのですか?

A19)

油吸着剤の「オイルスポンジ」(吸着限界を超えていないこと)を適量の土と混ぜて外に放置し、雨が降った後は固まりやすく酸素が入りにくくなるので、一週間に1回くらい熊手などで攪拌すると適度な酸素が供給されてよく分解します。雨が降らないで乾燥する場合は、適当に水をやります。


Q20)

「オイルスポンジ」床にこぼれた油などの吸着の他にどのような使い方が
ありますか ?

A20)

  1. 油をよく吸着する性質を利用して、機械油などで手が油まみれになった場合は、「オイルスポンジ」で手を揉むと油はきれいに取れ、手もかぶれません。
  2. ガソリンなど極めて引火性の強い液体がこぼれた場合、「オイルスポンジ」で吸着させると引火性が弱く(燃焼時間が遅く)なります。
    燃焼時間は「オイルスポンジ」を添加すると2.2倍以上になるデータがあります。

Q21)

水面に薄く浮いた油に「オイルスポンジ」をかけたら有効ですか?

A21)

「オイルスポンジ」は比重が1.25あり、水より重くなっています。(重いので風にも飛ばされにくい)水面に「オイルスポンジ」をまくと表面張力で「オイルスポンジ」は浮きます。浮いている間に吸着できる油は吸着され、やがては油を吸着した「オイルスポンジ」は沈みます。沈んだ後でも油は生分解を続け、水と炭酸ガスになります。

Q22)

「オイルスポンジ」のバクテリアは好気性ですか?嫌気性ですか?

A22)

「オイルスポンジ」には好気性バクテリアと、嫌気性バクテリアが入っており、好気と嫌気の両方の環境で働くように処方されています。

Q23)

北海道のような寒冷地で「オイルスポンジ」はうまく機能するのでしょうか?

A23)

「オイルスポンジ」はそれ自体が凍って固くなるか、または対象となる液体が凍って固くなるまで吸着は継続します。バクテリアは4℃ほどで活躍が緩やかになり、0℃になると休眠状態にもなりますが死滅はしません。凍ると一部のバクテリアは死ぬものもありますが大勢に影響はありません。

Q24)

「オイルスポンジ」の大手ユーザーはどのくらいの袋数を使っているのですか?

A24)

各ディーラーは各ユーザーの使用量を発表したくないのが普通なので正確にはわかりませんが、わかっている範囲の大手有名ユーザーの代表例はイギリスの自動車会社ローバーグループで、ローバー・スウィンドン工場で毎月200袋、他の2工場で毎月125袋、合計毎月325袋、年間3900袋使っています。最大のユーザーはグローバル・エンヴァイロンメンタル・テック社で毎月平均4000袋(3600〜4300袋)、年間48000袋使っています。(1袋42リットル、約3.6kg)