〜需要の創造で 未来を切り拓く〜

代表取締役 遠藤光緑

1935年に金属洋食器の生産でスタートした当社は、以来80余年さまざまな曲折を経て、 「荷役機器」「給電機器」「環境機械」の3つを事業とする産業用機械・機具メーカーに変貌を遂げてまいりました。


現在、世界30カ国以上の自動車工場で、溶接機や工具・治具の懸垂用にスプリングバランサーが使用されています。 他にも、クレーンや建設機械などの給電ケーブルを巻き取るケーブルリール、ゴミ処理場やリサイクル施設で使用される破砕機など、当社には多数の自社開発商品があり、いずれも高い品質と優れた耐久性で、お客様の作業の改善や生産性の向上に役立っています。


ものづくりの現場では、今まさに生産革新・イノベーションが起きています。 この大きな変化を的確に捉え、新たな需要にマッチした商品・サービスの開発に努めてまいります。キーワードは「省エネ」「安全」「環境」。 この三つのワードは今や耳新しくはありませんが、産業機械・機具メーカーにとっては、時代に要請されている大きな課題であると言えるでしょう。


「荷役機器」においては、荷役・運搬作業の省人化や動力レス化を狙い、当社のゼンマイ技術を応用した商品開発を進めています。 「給電機器」においては、ケーブルリールにサーボやインバータ技術を導入、これが港湾の環境改善に寄与する陸電リールの開発に繋がっていきました。 また、高速ネットワーク規格に対応したスリップリングなど、業界に先駆けた取り組みを行っています。「環境機械」では、再生可能エネルギーとして注目を集めているバイオマスプラント用破砕機の開発などを進めております。


私たちが商品開発の際重要視するのはVoice of Customer(VOC)です。 お客様にとってより優れた・価値ある商品やサービスのために、VOCを確実に捉え、収集した声に真摯に耳を傾けます。 その貴重な情報をベースに、当社が得意とする機械技術と、近年目覚ましいスピードで進化している情報通信技術を融合させ、将来の新たなニーズにお答えする商品・サービスを開発してまいります。


21世紀を迎え、地球規模での環境汚染がクローズアップされています。 我々の文明が、これからも永続的発展を成し遂げていくには、再生可能エネルギーの利用、省エネルギーの推進、食料生産の拡大など、環境との調和、環境と経済のバランスを取っていかなければなりません。 当社もこれまで培ってきた商品開発力、もの作りのノウハウなど、全社員が知恵を発揮して、安心で安全な社会の構築に貢献したいと願っています。